第67回全国少年新春書道展で合計22人の生徒が、入賞しました。

参加した生徒の約、三分の一の生徒が入選しました。

毎年8月の夏休み中に、希望者のみを募って各クラス6人以下にして、2時間のお稽古を5回いたします。

普段とは違った厳しいお稽古で教室内の雰囲気もピリッとしています。初参加する生徒は最初、教室の空気感に戸惑うようです。
中には「とても楽しみに特訓教室が来るのを待っていました」と毎年、この厳しいお稽古を楽しみにしている生徒も居るようです^_^;

明治神宮の回廊に約1ヶ月展示される「特選」は生徒達の憧れです！ ですが、このお稽古は参加した生徒達の書道の上達を短期間で確実にさせるのを目的としています。

同僚の先生から「明治神宮で特選を取るコツを教えて下さい」とか「渡邊先生のお手本を見せていただければ、私の生徒も受賞するのに」など、多く言われます。 その時は、参加した私の生徒達を馬鹿にしてるのかと、怒りを感じます。

生徒指導には、1年間を通して"検定"、"各種書道展"、"学校書き初め"等を季節ごとに、精一杯指導し、生徒達も必死で頑張って取り組んでくれています。 結果、各生徒が自分の書道レベルを上げています。 その中で"夏の書き初め特訓教室"が行われ、もっと自分の実力を上げたい生徒達が参加し、厳しいお稽古をして、自分の実力を高めて、結果を出します。

お手本が良ければ生徒は書けますか？そしてコツがあれば、明治神宮展や学校書き初め展で選ばれますか？
まず第一に生徒の書道の上達を考えて指導すれば、後から受賞は付いて来るものだと、私は心から思っています。