"夏休み特訓教室"のお稽古が終わると、硯に使ったお皿(筆が大きすぎて硯では小さいのでお皿を使ってます)を拭いて綺麗にし、自分のスペースの墨の汚れを拭き取ります。

毎年参加している上級生は、そんなお掃除も手慣れたものですが、まだ学年の小さな生徒は小さな身体で一生懸命、床についた墨を拭き取る作業姿は本当に可愛いものです！

大きな筆で一生懸命に堂々とした作品を書いている姿は逞しく実年齢より上に見えますが、可愛い"お掃除隊"姿は、目を細めて見てしまいます。

毎日"夏休み特訓教室"の指導をしています。

生徒達は向き合わないように、シールドの壁も設置し、2時間の授業が終わるごとに、備品と壁、床を全て次亜塩素酸で消毒しています。

半紙の時の指導と違い、全体を見ながら立ったり座ったり又、大きな声で指導する事も多い半切指導では、マスクを二重に付けていると、息が上がってしまいそうな時もあります。

お稽古が、終わると歳のせいもあり、クタクタになります。
娘に「マスクしての半切指導は疲れるわ」と話すと、「お母さん、口元偏差値がかなり低いので、マスク付けている方が、生徒達も安心して先生の顔が見られるんじゃん！」と慰められて！？"私は口元偏差値が低いから、この状況の方が生徒達の為には良いみたいだし、頑張らなきゃ」と複雑な気持ちにはなりながらも、前向きに息が上がっても頑張ろう！と思いました。

中学生の生徒から「夏休みの宿題で、職業取材みたいなのがあるんだけど、書道家としてのインタビューしても良いですか？」と連絡が来ました。

"夏休み特訓教室"に参加中でしたので、特訓教室が終わった後、インタビュー受けました。 「①職業は何ですか？」「書道教室の先生です！」「なんかカッコよくない。書道家って言って！」「書道家なんて、ちょっと言えない。じゃあ、書法学院で作ってもらった名刺には'書道教授'と書いてあるから、それで良い？」「まぁ、いいや。それで」「②受賞経験を教えて下さい」「去年は◯◯賞と、◯◯賞と…」(特に去年は沢山受賞出来てて良かったとホッとして)…というような流れで、いろいろインタビューされました。  

インタビューから新聞を作るという事で、写真も何枚か撮りました。
2人でトロフィーが派手にキラキラ見えるように、並び方を工夫したりもしました。

写真を撮りながら「トロフィーの後ろにアルファロメオが見える！」車好きの彼女とは以前から車の話でよく盛り上がります。 将来、ランボルギーニに乗りたい彼女、マセラッティに乗りたい私。 しかし現実は次回の車は自動運転の車になるでしょう(◞‸◟)

毎年"夏休み特訓教室"は夏休み中に行っていました。
今年はコロナウイルス流行で夏休みが短縮になった為、通常のお稽古を調整して7月の第4週目の4時からは"夏休み特訓教室"を行います。

例年は「今日はプールが午前中にあったよ！」という話題が「今日は午前中は学校だった」と聞かされてなんだか違和感を感じます。

学校に行ってきた後でも、元気いっぱいな字を書いているのを見ていると、子供達の逞しさに圧倒されます。

8月のお稽古日のご案内です。
7月23日から8月23日までの期間、通常のクラスはお休みになります。
"夏休み特訓教室"のみありますので、お間違えのないようお気を付け下さい。

7月23日の10時より"夏休み特訓教室"が始まりました。

10時から12時まで、13時から15時まで、15時から17時と1日二時間の授業を三回しました。
今日の7月26日で12回目の授業が終わりました。

"夏休み特訓教室"に初めて参加の生徒も何人か居ました。
自分の拳くらいの太さの筆に驚き、自分の背より大きな半切に戸惑いながら、小さな身体で一生懸命に書いている姿は、書いているというより、戦っているようにも見えました。

四日間、窓とドアを全開にしてエアコンをかけている状態の開放的な教室でしたが、教室内の空気は、張り詰めていました。
例年通りの厳しい指導で、指導を終えた夜の晩酌では、身体の疲れより気持ちの疲れが大きく、心も痛みます。

6日間、全力で全員の生徒の指導に全力を尽くします。

7月17日の金曜日クラスより"夏休み特訓教室"にご参加希望の生徒の方に、日程表を8月お月謝袋に入れてお配りしております。

ご希望日を予めお知らせいただき、今年もひとクラス3人から6人までの少人数クラスを55クラスに割り振り致しました。
ご希望日の中には、ご希望が集中する日や、ご希望が少ない日などありました。人数調整が、かなり困難な状況でしたが、何人かの生徒の方にご連絡し、ご協力いただいたおかげで、無事全てのクラスで6人以下に設定できました。ご協力いただいた方には心から感謝致しております。

7月20日月曜日クラスから8月のお稽古に入ります。
8月のお月謝袋に"夏休み特訓教室"にご参加される方は、その日程表と文具に関するお手紙が入っておりますので、ご確認下さい。

又、以前のブログでもご紹介させていただいたように、去年の七夕の短冊もお入れしていますので、一年間で小筆の上達状況もご覧下さい。

今年の年始に武道館主催の書き初め大展覧会に去年の"夏休み書き初め特訓教室"でお稽古した半切の作品を出品しました。

日本武道館賞を鄭駕源君が受賞し、日本武道館賞奨励賞を坂田梨乃ちゃんと渡邉美希ちゃんが受賞しました。
特選を23人の生徒が受賞しました。

今年の"夏休み特訓教室"にはいくつかの書展に出品致します。

"夏休み特訓教室"に参加申し込みされた方に日程を今週の金曜日17日からお配りします。
8月のお月謝ご請求で、お月謝袋をお配りしますので、その中に"夏休み特訓教室"の日程が入っております。

又、去年の七夕の短冊をお月謝袋に入れてお返しいたします。
去年のお願い事と、去年の字をご覧下さい。

先週1週間、七夕の短冊に小筆や鉛筆でお願い事を書くお稽古をしました。

今年のお願い事は、コロナに関することが多かったです。
子供達も今の状況を心配してるのだと心が痛みました。

コロナウイルス感染者数が増加しています。
心からコロナウイルスが落ち着いて欲しいと願うばかりです。