2020年08月24日
"夏休み特訓教室"55回のお稽古、終わりました
7月23日から8日月23日までの1ヶ月間、"夏休み特訓教室"のお稽古が2時間授業が55回ありました。
7月は毎日、雨が降ってジメジメしていて墨が滲む事に悩まされ、8月に入ると猛暑の日が続き、午後1時からのお稽古には入札前の検温で37°を越す生徒が続出しました。
厳しく、指導しました。筆遣いが出来ない生徒には何度も筆を持ち、自分の字から抜けれない生徒には、同じ課題を書いた他の生徒の作品を見せて指導しました。
今年は、司法試験日の移動の関係で、助手の先生も付かず、一人で指導しました。
2時間の授業で、出来る限り上達させたいと思い、ゆっくり説明する事も出来ず、強い言葉で厳しく指導する事が、多かったです。
今年は最後の名前を入れるお稽古にも力を入れて指導しました。生徒にとって最後まで、
厳しい特訓教室だったと思います。
でも、参加した全ての生徒が、飛躍的な成長をしたと、出来上がった作品を見て、確信しました。
そんな満足感もありますが、毎晩の晩酌時には、マスクを目元まで上げて、涙をそっと拭いている生徒の姿が蘇ります。